医療法人社団 旭豊会

ごあいさつ

旭川三愛病院は、1987年12月に旭川市永山の地に開院し、この地域とともに歩み、患者様の安心と満足のいく良質なサービスを提供し、地域医療に貢献してきました。 現在、一般病棟34床、地域包括ケア病棟20床、回復期リハビリテーション病棟58床を含む141床をもつ病院で、医療・リハビリから在宅介護までの医療を提供しています。また、当法人では、2つの介護老人保健施設(旭泉苑、愛泉苑)と住宅型有料老人ホーム、グループホーム、デイサービスセンターなどを運営しています。

旭川市の2025年の65歳以上の高齢者数は、2015年と比較して約1万人増加し、高齢化率は36%になると推計されています。要介護認定を受けた人は、介護保険制度が始まった2000年と比較し、22年間で約3.5倍となりました。政府は、この超高齢化社会を乗り切るため、地域の特性に応じた「地域包括ケアシステム」という施策を促進させています。当院でも、「住まい・地域」を中心に据えて、「医療」「介護」「生活支援・介護予防」の3つの柱を担う多職種チームの有機的な連携を推進しています。

当院では、旭川市内や上川地方の急性期基幹病院と密に連携し、脳卒中や整形外科疾患、肺炎、心不全、癌などの急性期治療や手術を終えた多くの患者さんを受け入れています。そして、患者さんの疾病管理や質の高いリハビリテーションを提供し、身体的・精神的機能を回復させ、できるだけ自立した生活にもどれるように、リハビリの専門スタッフが努力しています。
退院支援として、患者さんやご家族の希望に沿った退院先(生活の場)を、多職種で検討する取り組みを行っています。そして、医療と介護の有効な連携のため、医療情報のみでなく介護側が受け入れやすい生活情報提供もこころがけ、病院側と在宅側、そして患者さんとご家族との顔が見える連携を重要視しています。 また、末期癌などの終末期の患者さんも受け入れています。延命治療を差し控え、疼痛や不快な症状を可能なかぎり緩和し、平穏な終末期医療(ターミナルケア)を目指しています。

これからの少子高齢化の新しい時代に向けて、チーム医療に積極的に取り組み、地域の皆様に安心とご満足いただける医療を提供できるように、職員一同努力していく所存でございます。


2022年10月1日

   旭川三愛病院 院長  大崎 純三